「激戦区」与野党がっぷり 3人第一声、党幹部来援

西日本新聞

 参院選が公示された22日、大分選挙区(改選数1)には、現職と新人の計3人が立候補を届け出た。参院選の「1人区」で、九州唯一となる野党の議席を巡って与野党が激突する全国屈指の「激戦区」。安倍晋三首相(自民党総裁)が推し進める経済政策の是非や憲法改正への賛否などを争点に、7月10日の投票日に向けて18日間にわたる選挙戦に突入した。

 立候補したのは届け出順に、政治団体「幸福実現党」新人の上田敦子氏(49)▽自民党新人の古庄玄知氏(58)=公明党推薦=▽民進党現職の足立信也氏(59)の3氏。

 県内の国政選挙で初めて選挙協力した民進党、共産党、社民党の支援を受ける足立氏は大分市のJR大分駅南口で出陣式。激しい雨の中、「憲法の立憲主義、基本的人権を守る分かれ道。安倍首相に負けたと思わせないといけない」と3選へ決意を語った。来援した民進党の山尾志桜里政調会長は「足立さんは社会保障の専門家。不安を安心に変えるすべを知っている」とアピール。共産党、社民党の県議らも姿を見せた。

 自民党の議席奪還の期待を担う古庄氏は、大分市中央町のアーケードで壮行会。「安倍首相のもとデフレから脱却しつつある」とした上で「国政で景気回復、地方活性化に取り組みたい」と訴えた。応援演説に立った自民党の二階俊博総務会長は「(古庄氏の)決意、信念に感激した。自民、公明が力を合わせて国政へ送ってほしい」と力を込めた。安倍首相や広瀬勝貞知事、佐藤樹一郎大分市長がメッセージを寄せた。

 上田氏は、大分市下郡の宗教団体施設で第一声。「新しい日本を築くために立候補した。既存政党の計画では、この国の未来はない」と声を張り上げた。

=2016/06/23付 西日本新聞朝刊=

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