“党の顔”同士、来援 公示後最初の週末 支持求め舌戦

西日本新聞

 参院選公示後、最初の週末を迎えた25日、自民新人と民進現職の「激戦」が伝えられる大分選挙区(改選数1)には“党の顔”や幹部が応援に駆け付け、懸命に候補者を売り込んだり、支持を訴えたりした。7月10日の投開票に向け、全国屈指の激戦区で応援弁士による舌戦も過熱している。

 「誰よりも選挙が強い(アイドルグループ「HKT48」の)指原莉乃さんの地元に来ることができてこんなに力になることはない」

 25日午前、自民新人の応援のため大分市中心部の広場に姿を見せたのは小泉進次郎衆院議員。元首相の父親譲りの弁舌で聴衆の心をつかみ、約15分間、候補者の名前を連呼したり、野党批判を繰り広げたりした。

 小泉氏の大分入りは6年ぶり。人気が高く無党派層の取り込みにもつながる小泉氏の来援に陣営は早くから期待を寄せていた。女性を中心に、会場に詰めかけた多くの人は争うように握手を求め、歓声を上げた。

 一方の民進現職の元には、岡田克也代表が1週間前に続いて駆け付けた。杵築市の量販店前でマイクを握り、「(現職を)落とすようなことがあれば(安倍晋三首相の)暴走を止められなくなる。大分の良識を示してほしい」。憲法改正阻止やアベノミクス批判などで約15分、声をからした。

 岡田氏自身「思い入れがある」と言う九州唯一の1人区議席。党本部から続々と幹部が訪れ、現職の3選に総力を挙げる。24日には蓮舫代表代行も大分市の集会に出席し、「最も勝ってきてほしい同期の仲間。(落選したら)党の政策に穴が開く」と支持を求めた。

 政治団体「幸福実現党」の新人は臼杵市などを周り街頭演説を行った。

=2016/06/26付 西日本新聞朝刊=

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