3候補 初の週末熱く 住宅地や商業地 論戦活発化

西日本新聞

 参院選が公示されて初の週末となった25日、佐賀選挙区(改選数1)に立候補している3人は、断続的に雨が降る中、住宅地や商業地で選挙カーを走らせたり、ミニ集会でマイクを握ったりして支持を訴えた。安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の是非や農業政策などを中心に、論戦を活発化させた。

 自民現職の福岡資麿氏(43)は、県西部の武雄市と江北、大町、白石の3町を回り、支持を訴えた。

 江北町の病院駐車場であったミニ集会では出迎えた地域住民ら約100人と握手し「熊本地震で消費が低迷しており、消費増税は2年半先送りするが、医療や介護の水準を落とさないようにする」と理解と支持を求めた。

 大町町商工会館前では約50人を前に「プレミアム商品券を九州限定発行し、高速道路も九州で割引を拡大する。この地域を良くするために生き残らせていただきたい」と声を強めた。

 民進元職の中村哲治氏(44)は佐賀市富士町など中山間地を選挙カーで巡った後、市中心部でマイクを握った。商業施設前では原口一博県連最高顧問と街頭演説。若者の雇用改善や安全保障関連法の廃止、衆参両院計3期10年の経験もアピールし「これまで(の選挙で)公約に掲げた農家補償や障害者支援は実現した。新しい政治を佐賀からつくろう」と呼び掛けた。

 立候補表明は5月と出遅れたが、記者団に「有権者の反応は驚くほど良い。安倍政権の暴走を止めてくれとの声が多く、十分ひっくり返る」と話した。

 佐賀、神埼両市を中心に回った政治団体「幸福実現党」新人の中島徹氏(42)は、佐賀市大和町の商業施設前で「自分の国は自分で守らなくてはならない。島しょ防衛のためにオスプレイは必要」と訴え、自衛隊オスプレイの佐賀空港配備計画の重要性を強調。「国防だけでなく防災面でも大きな力を発揮する。佐賀空港への配備で、迅速に救援態勢を整えることができる」と力を込めた。

 吉野ケ里町の陸上自衛隊目達原駐屯地前では「憲法9条の改正で自衛隊の存在を明確にする必要がある」と声を上げた。

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=2016/06/26付 西日本新聞朝刊=

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