選挙ムード一気に 各地で演説会、党首来援も 公示後 初の週末

西日本新聞

 参院選の公示後、初の週末となった25日。福岡選挙区(改選数3)の9人の候補者は県内各地で遊説したり、個人演説会を開いたりしながら支持を訴えた。この日は共産党の志位和夫委員長と日本のこころの中山恭子代表が来援。街は選挙ムードに包まれた。

 夕方、福岡市のJR博多駅前。中山氏はマイクを握って訴えた。「現憲法は日本を全く知らない人がつくった。日本にふさわしい憲法を提示して、次の世代に渡したい」

 1時間後。同じ場所で志位氏は選挙カーの上から声を張り上げた。「安倍晋三首相が考える改憲の本丸は9条。自民党への1票は9条を壊す1票になる」

 公示後、党首クラスが福岡入りするのは初めて。憲法を巡り対照的な2人の主張には、どちらも立ち止まって耳を傾ける通行人の姿があった。

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 この日、9候補は時間を惜しんで県内各地を巡った。

 自民現職の大家敏志氏(48)は、大野城市や中間市などを遊説しながら街頭に立ち、筑紫野市と春日市で演説会を開いた。

 社民新人の竹内信昭氏(63)は、福岡市西部や糸島市を重点的に回った。早良区の西新商店街では、歩きながら支持を訴えた。

 共産新人の柴田雅子氏(32)は、福岡市東区を中心に遊説し、午後から志位氏と合流し北九州市と福岡市の2カ所で街頭遊説した。

 政治団体「幸福実現党」新人の吉冨和枝氏(57)は、福岡市中央区や南区を中心に回り、駅前やスーパー前などで支持を訴えた。

 公明新人の高瀬弘美氏(34)は、街頭活動は行わず、北九州市内を中心に、支援者や企業訪問を重ね、支持固めを図った。

 日本のこころ新人の石井英俊氏(39)は中山氏とともに北九州から福岡市へ移動。博多駅の後、天神を練り歩いた。

 民進新人の古賀之士氏(57)は、太宰府天満宮を練り歩いて支持を呼びかけたほか、うきは市や久留米市では演説会を開いた。

 無所属新人の船戸タキ子氏(58)は、福岡市・天神や博多駅周辺を選挙カーで回って候補者名を繰り返し、知名度アップに努めた。

 おおさか維新新人の森上晋平氏(32)は、北九州市内を中心に遊説し、JR小倉駅や八幡駅など主要な駅前で街頭演説を重ねた。

=2016/06/26付 西日本新聞朝刊=

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