【たちまち小町】布ナプキンの使い方は? 肌に優しい つけ置き洗いを

西日本新聞

 ●布ナプキンの使い方は? 
 月経のときに布ナプキンを使ってみたいのですが、紙ナプキンと違って、持ち運びやお手入れが大変そうです。ポイントを教えてください。

 ●肌に優しい つけ置き洗いを

 猫の小町と申します。皆さんがお困りのことをたちまち解決していきます。福岡県宗像市で布ナプキンを製作、販売しているDanae(ダナエー)社長の内田登代紀(とよき)さん(38)に聞きました。

 布ナプキンは、肌に接する部分から(1)綿やシルクなど肌触りのいい生地(2)パイル地などの吸収体(3)漏れを防止する防水布(4)柄布-を重ねて縫い合わせた物です。形は、紙ナプキンと似た羽根が付いていてショーツに固定する物や、折り畳んで使うハンカチタイプなどさまざま。「とにかく肌触りが気持ちいい。紙ナプキンでかぶれや不快感のある人は軽減します」と内田さんは説明します。

 トイレに行く度に交換し、汚れた布ナプキンは酸素系やアルカリ性の洗剤を溶かした水につけ置きします。外出先では、空気に触れないように小さく丸めてジッパー付きポリ袋に入れて持ち帰ります。乾くと汚れが落ちにくくなるので注意しましょう。

 つけ置き後は、風呂で髪の毛を洗う間にでも足でもみ洗いすれば十分。汚れが残ったら洗濯機で洗いましょう。「面倒なようですが、体調によって経血も変化するので『不摂生したかな』などと自分の体と向き合えます」(内田さん)。大事なのは日光でしっかり乾かすこと。生乾きだと雑菌が繁殖しやすいそうです。

 布ナプキンの一番のメリットは? 内田さんによると「次の月経が楽しみになること」。花柄、ボーダー、動物柄…。服を選ぶように布ナプキンを選んで楽しめます。好きな生地や柄で手作りするのも楽しそうです=図。また、初潮を迎えたばかりの人や閉経前の人は周期が不順になることが多いので、突然始まったときの予防策として使うのも不快感がなくお勧め。

 自分に合った肌触りの布ナプキンは、どう選んだらいいのでしょう。「唇に当てるならどれがいいか」という基準で探してみましょう。最初は自宅にいる時間帯を選んで使ってみると安心です。人によっては5~6年もつ布ナプキンですが、防水布が摩耗して漏れやすくなったり、生地が硬くなって肌触りが悪くなったりしたら、新しい物に交換する時期です。

 内田さんは26歳のときに助産師の勧めで布ナプキンと出合いました。慣れるとトイレでまとめて経血を排出できるようになるので、ナプキンをひどく汚すこともなくなり「周辺の筋肉が鍛えられ、尿漏れや(子宮が膣(ちつ)の外に出てくる)子宮脱症の予防にもなります」。お助けいただきありがとうございました。


=2016/06/29付 西日本新聞朝刊=

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