イメージ戦略、三者三様 配色にこだわり

西日本新聞

 7月10日投票の参院選で佐賀選挙区(改選数1)に立候補している3人は論戦だけでなく、有権者の第一印象を良くするイメージ戦略も展開している。ポスターやビラの配色、インターネットを活用した人柄のアピールなど、さまざまな知恵を絞っている。

 自民現職の福岡資麿氏(43)の選挙ビラは「紺」地に白抜きの名前が目立つ。紺色は「本人が好きな色」(陣営)で、初めて国政選挙に立候補した2003年衆院選から紺色を取り入れている。スタッフのポロシャツも紺色で統一した。

 もう一つのこだわりが6歳で始めた5段の腕前の剣道。選挙ビラと2種類あるポスターの1種類は剣道の胴着姿にした。選挙カーや事務所前の看板にも防具の絵を描く。陣営は「佐賀は剣道人口が多く、爽やかで一本筋が通ったイメージも重なる」と話す。

 民進元職の中村哲治氏(44)のポスターやビラは「赤」が基調。党のシンボルカラーは青色だが、より目立つ赤色を選んだ。奈良県出身で知名度不足を克服しようと工夫を凝らす。

 インターネットの交流サイト「フェイスブック」(FB)には前原誠司氏らよく知られた党国会議員が動画で応援メッセージを寄せ「一本気」「中村てっちゃん」と人柄や親しみやすさをPR。FBには父が県出身の妻美加さん(37)が佐賀への思いを語る動画も掲載、同郷心を呼び起こそうと懸命だ。

 政治団体「幸福実現党」新人の中島徹氏(42)は、ポスターや選挙カー、Tシャツを「水色」で統一した。スタッフはピンク色のTシャツ姿で候補者を際立たせる作戦だ。

 ツイッターやFBを活用し、選挙活動の様子を紹介している。演説には「一緒に変えよう。政策はある」のキャッチフレーズを必ず盛り込み「変革」を訴え、他候補との違いを強調している。陣営は「知名度が上がれば政策にも関心を持ってもらうことができる。イメージ戦略も重要な選挙戦だ」と話す。

=2016/07/01付 西日本新聞朝刊=

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