インターネット選挙、工夫こらす 動画発信、検索やりやすく

西日本新聞

 インターネットを使った選挙運動が解禁されてから2回目となる参院選。長崎選挙区(改選数1)に立候補した3陣営はインターネット交流サイトのフェイスブック(FB)や短文投稿サイトのツイッターを使って候補者の活動の様子を発信している。各陣営がそれぞれの狙いに沿って手法を工夫したネット選挙を展開し、効果の受け止め方も各陣営さまざまだ。

 民進新人の西岡秀子氏(52)の陣営は、出陣式や街頭演説の様子を動画投稿サイトやFBで発信。「共感を呼べるよう文章の最初の3行にこだわっている」と担当者は話す。検索のキーワードとなる「ハッシュタグ」を多く付け、ネットを使う人が検索しやすいよう工夫している。「県内の離れた場所で頑張る候補者や支援者の姿も見られるので、陣営の士気を高める効果もあります」と語る。

 自民現職の金子原二郎氏(72)の陣営は、1月にFBを開設。国会活動や地元でのあいさつ回りなどを中心に投稿してきた。公示後は閲覧者の反応もよくなっているが、陣営幹部は「やっぱり本人が有権者に直接会いに行くスタイルの方が効果があるのでは」とみている。東京のような大都市部とは違い、県内では候補者との距離が近い利点を生かして、対面を重視する選挙運動に軸足を置く。

 政治団体「幸福実現党」新人の江夏正敏氏(48)の陣営は、時事問題や世界情勢などを解説するメールマガジンを月2回配信。選挙期間中も本人がFBやツイッターを活用して活動報告を欠かさない。投稿をクリックすれば自身のブログが表示されるようにし、主張を広くアピールする作戦だ。広報担当者は「写真を多く投稿することで分かりやすく伝えるようにしている」と工夫に余念がない。

=2016/07/04付 西日本新聞朝刊=

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