【たちまち小町】キャリーバッグの選び方 静音、4輪が主流に 大きさや強度 使途に応じて

西日本新聞

 ●キャリーバッグの選び方 
 夏休みに使うキャリーバッグ(車輪付き旅行バッグ)を探しています。種類も値段もいろいろ。選ぶポイントを教えてください。

 ●静音、4輪が主流に 大きさや強度 使途に応じて

 猫の小町と申します。皆さんがお困りのことをたちまち解決していきます。早速、福岡市博多区の生活雑貨店「東急ハンズ」を訪ねました。

 「旅行バッグは持ち運びが大変なので、最近は修学旅行でもキャリーバッグが主流です」。トラベル担当の河野瑞樹さん(33)は、タイプ別の特徴を教えてくれました。

 「まず宿泊日数に応じて大きさを選びます」。サイズはリットルなどで表示され、1日分の荷物は10リットルが目安です。季節や目的でも異なりますが、1~3泊で35リットル以下(縦55センチ以下)、4~6泊で35~65リットル(同55~60センチ)、7泊以上で65リットル(同60センチ)ほど。「使う頻度や収納スペースを考え、出張にも使いやすい35~40リットルが人気。飛行機内に持ち込める縦、横、幅の長さが合計115センチ以内(JAL国内線)を選ぶ人も多いですよ」と河野さん。

 次は素材。大きく分けてソフトとハードの2タイプあります。ソフトはナイロンやポリエステル製で軽いのが特徴。チャックの隙間から物を取り出したり、外側のポケットに小物を入れたりできるのが便利。弱点は雨や汚れに弱く、ハードに比べ変形して中身が衝撃を受けやすいことです。

 ハードで最も頑丈なのはアルミ製ですが、重く高価なのが難点です。そこで、軽くて丈夫なプラスチック製が人気です。手で押して硬いからといって、一概に丈夫とはいえません。へこんで衝撃を吸収する素材もあります。「プラスチックの中でもポリカーボネート製がお薦め。ABS樹脂の割合が高い物は安価ですが、割れやすいですよ」

 ハードは開閉部分がフレーム(枠)とジップ(チャック)の2種類あります。フレームは開閉が簡単で防犯性が高く、ジップは軽量で故障が少ないです。近年はジップ式の外側ポケット付きが登場し、ソフトとハードの“いいとこ取り”で注目されています。

 「キャスター(車輪)の静音性を重視する人も多いです」。タイヤの太さやクッション性を研究し、ガラガラと音のしない商品が増えています。安定性や事故防止のため、4輪が主流になっています。キャスターは壊れやすい部分でもあるので、強度や交換可能かも確認するとよいでしょう。

 使用後は汚れを拭いて、キャスターに絡まったごみを取り除きます。カビ防止のため、よく乾かして収納しましょう。季節外の衣類などを中に入れておくと、収納スペースを有効活用できますよ。

 お助けいただき、ありがとうございました。


=2016/07/06付 西日本新聞朝刊=

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