得票率 どう変動 国政選挙の比例党派別

西日本新聞

 参院選は比例代表の票の行方も注目される。民主党(現民進党)が政権を奪った2009年衆院選以降の5回の国政選挙で、県内の党派別得票率は自民党が14年衆院選まで第1党の座を4回連続で確保した。一方、民進党は低迷している。今回はどう変動するのか。データを振り返った。

 比例代表の県内の自民党得票率は、09年衆院選が32・41%で民主党の40・63%を下回った。12年衆院選は34・0%に微増ながらも政権を奪還。アベノミクスによる円安、株高などで内閣支持率が高く維持される中、13年参院選は過去5回の国政選挙で最高の43・41%に躍進した。自民党は参議院でも第1党に復帰し、ねじれ国会を解消。ただ、14年衆院選は37・89%に下げた。連立与党の公明党はこの間、12~14%前後で推移してきた。

 一方、県内の民進党の得票率は、政権を取った09年衆院選の40・63%が1996年の旧民主党結党以来のピーク。翌10年の参院選は直前に菅直人首相が消費税増税に言及した影響もあり、28・49%に急落した。再びねじれた国会の運営は滞り、消費税問題は尾を引いて小沢一郎氏らの造反を招き、党が分裂。橋下徹氏率いる日本維新の会の登場もあって12年衆院選は20・85%。13年参院選はさらに15・07%にまで落ち込んだ。ただ、直近の14年衆院選では、みんなの党の解党など「第三極」の失速もあり、27・44%に持ち直した。

 今回の参院選1人区で民進との統一候補を支援する共産は、12年衆院選の3・90%から13年参院選6・23%、14年衆院選5・47%へと上昇傾向にある。社民は10年参院選では4・42%だったが、その後は2・99%、3・64%、2・99%で推移してきた。

=2016/07/08付 西日本新聞朝刊=

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