激戦区3陣営最後の訴え 10日審判 都市部中心に遊説

西日本新聞

 参院選は10日、投開票される。大分選挙区(改選数1)に立候補しているのは政治団体「幸福実現党」新人の上田敦子氏(49)、自民党新人の古庄玄知氏(58)=公明党推薦=、民進党現職の足立信也氏(59)の3人。選挙戦最終日の9日は各候補とも大分市、別府市など都市部を中心に遊説し、最後の訴えに声をからした。与野党対決を軸とした全国有数の激戦区。きょう有権者の審判が下る。

 古庄氏はこの日、別府市を中心に遊説。選挙期間中、続々と訪れた党幹部の来援の最後は石破茂地方創生担当相。午後、JR別府駅前でそろって街頭演説し、古庄氏は「アベノミクスは成功している。力強い安定政権で景気回復を進める必要がある」と訴えた。石破氏は「日本は人口が減っているが、農林漁業は輸出を増やせる可能性がある。新しい日本をつくる仕事を古庄にやらせてほしい」と呼び掛けた。

 足立氏も午前中、JR別府駅前で街頭演説。選挙戦初日に来援した山尾志桜里党政調会長が、この日も駆け付けた。足立氏は「政権の暴走に歯止めをかける夏だ。九州で唯一それができる可能性があるのが大分だ」と声を張り上げた。山尾氏は「(改憲派が)3分の2以上になったら、安倍(晋三)総理は今は言わない憲法9条改正に進むかもしれない」と指摘し「皆さんの人脈を貸して。足立を国会へ戻して」と訴えた。

 上田氏は大分市を中心に遊説。午後は同市中央町などで街頭演説し、「消費税の5%への減税などで景気回復を」などと訴えた。

 投票は県内607カ所で行われ、即日開票される。時間は原則午前7時から午後8時だが、うち439カ所では終了時間を繰り上げている。9日現在の有権者数は98万9634人(県選管調べ)。

=2016/07/10付 西日本新聞朝刊=

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