自民の総力支援及ばず 古庄氏、知名度不足が響く

西日本新聞

 県選出の国会議員、県議が詰め掛けた大分市内のホテルを重苦しい雰囲気が覆った。「期待に応えられず申し訳ありません」。全国注目の激戦区で涙をのんだ古庄氏は声を絞り出した。

 自民県連は昨年9月、公募で弁護士の古庄氏を候補予定者に決定。公明党の比例候補者を県連として初めて推薦し「比例は公明」を徹底する代わりに票固めを図るなど「万全の態勢」(幹部)を取ったはずだった。党調査では公示前から投票日直前まで優勢だったが、足立氏を全面支援した連合大分がフル回転すると追い上げを許す。業界団体を集めた集会を開催し、安倍首相ら大物幹部も続々と来援。党主導でてこ入れしたが、知名度不足も響き、最終盤でひっくり返された。

 全国的な与党優勢の流れに乗れず、12年ぶりの議席奪還という自民党の悲願はならなかった。「この差が何なのか…。分からない」。県連幹部はうなだれた。

=2016/07/11付 西日本新聞朝刊=

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