高瀬氏「輝く社会の実現を」

西日本新聞

 「皆さんの期待を裏切ることなく、いただいたお仕事を全力で頑張ってまいります」。初当選が決まった公明新人、高瀬弘美氏は福岡市東区の事務所でかすれた声を振り絞り、深々と頭を下げた。

 事務所のテレビが「当確」を映し出したのは午後8時の時報直後。詰め掛けた支持者からはどよめきと拍手が湧き起こった。「再び福岡に公明の旗を立てることができた」。事務所幹部は興奮気味に語った。

 公明にとっては24年ぶりとなる福岡選挙区での勝利。党の出馬要請を受けて昨夏、米国や東ティモールの大使館でキャリアを積んできた外交官を辞めて帰国。荷ほどきも終えぬまま、県内を駆け巡った。

 支持母体の創価学会の組織力に加え、自民の推薦もフル活用し、保守層に支持を拡大。選挙戦では自民幹部の来援も受ける中、安定政権の必要性を強調し「県内でも自公で過半数を」と訴えた。県選出の女性国会議員がいないことや自身の若さもアピールし、無党派層にも浸透を図った。

 「あらゆる世代が輝く社会を実現するため、政治家として成長していく決意」。花束を受け取った高瀬氏は笑顔で力強く語った。

=2016/07/11付 西日本新聞朝刊=

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