大家氏、目標の70万票届かず

西日本新聞

 「当選確実」が伝えられた午後8時すぎ、福岡市中央区のホテルの会場に現れた自民現職大家敏志氏は支持者と握手を交わした後、「自民党の底力を感じた。身の引き締まる思い」と声を弾ませた。ただ、得票では民進新人を3万票下回り、陣営からは「差をつけて勝てると思ったのに」と当惑の声も上がった。

 初当選した6年前は選挙協力を得た公明党が候補を擁立し、逆に自民が推薦することになった今回の選挙戦。自民県連は衆院小選挙区ごとに得票の目標値を設定し、県議会の半数を占める43人の自民県議もそれぞれ目標を決め、支持拡大にフル回転した。

 1500を超える団体・企業からも推薦も獲得。陣営は70万票を目標に掲げ「トップ当選は間違いない」と自信を見せていたが、一部に「公明から支持層を切り崩される」と懸念の声も上がっていた。

 論戦で主に訴えたのは経済政策。アベノミクスの成果を強調し、安定政権による政策の継続に理解を求めた。「社会保障の財源を確保するため、経済成長とアベノミクスの成果分配にかかわっていきたい」。当選後、大家氏は2期目に向けて力を込めた。

=2016/07/11付 西日本新聞朝刊=

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