喫茶店に子ども食堂 上峰町の横井さん夫妻

西日本新聞

 上峰町堤で昨年12月に喫茶店「和み」を開店した横井信行さん(61)、光子さん(59)夫婦が、ひとり親の子どもなどを対象にした「子ども食堂なごみ」を今月から始めた。毎月第1日曜日に開き、低料金で食事を提供する。初回の3日には野菜たっぷりのカレーを準備。子どもたち約30人が訪れて、家庭的雰囲気の中で味わった。

 「和み」はドッグランも併設。客との会話を楽しんでいた横井さん夫婦は、ひとり親の子どもが貧しさの中で十分な食事が取れないという社会問題に目を向けた。「仕事で子どもと一緒に食事ができない親も多い。わずかな時間でも、家族でゆっくりご飯を食べてもらえたら」と、子ども食堂の日曜開設を決めた。

 料金は1回300円で誰でも食べられる。食器を運ぶなどの手伝いをすれば、100円引きで200円になる。3日のメニューは地元で取れた野菜を使ったカレーライス。知り合いの主婦たちがボランティアで料理を手伝い、子どもたちは「おいしい」と楽しそうに味わっていた。

 横井さん夫婦は、将来的には近くのお年寄りにも来てもらい、親や子どもたちとの交流の場になればと奮闘している。信行さんは「食材を含めて、いろんな物を人々が持ち寄って、子どもたちにあげることができたら」と思っている。

=2016/07/13付 西日本新聞朝刊=

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