性暴力の実相・第4部(6)子ども守る意識高めて

西日本新聞

 「ままごと、お医者さんごっこの延長みたいに楽しいひとときを過ごしたかった。私にとって、『汚れない天使との遊び』でした」

 妻が経営する福岡県内の保育所で、1~6歳の女児14人にわいせつ行為を繰り返した男(67)。薄くなった白髪頭に眼鏡を掛けた男は、収監中の拘置所から記者に出した手紙で、こんな弁解を繰り返した。

 手紙には「犯罪行為はしていないつもり」という一文もあった。この男にとっては見知らぬ女性を襲って乱暴することが性犯罪だといい「私は嫌がる子と無理に遊んだ事は一度もない」と何度も強調していた。

 小中学生に性的関心を抱くようになったのは、40歳の頃。その後、自らの建築関係の事業がうまくいかず、精神的にくたびれて「残ったのはいっこうに弱まらなかった性欲、少女願望でした」。犯行期間は6年以上。男は今年3月、懲役11年の実刑判決を受け、確定した。

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