【たちまち小町】キャンプの注意点は? ドーム型テントが便利 服装は長袖長ズボンで

西日本新聞

 ●キャンプの注意点は? 
 夏休みに家族で初めてキャンプに行きたいと思っています。何を準備すればいいのか、どんな注意点があるのか教えてください。

 ●ドーム型テントが便利 服装は長袖長ズボンで

 猫の小町と申します。皆さんがお困りのことをたちまち解決していきます。キャンプ用品を扱う「キャンピングリサーチトリアス店」(福岡県久山町)の店長、井上康英さん(58)を訪ねた。

 まずはテント選び。いろいろな種類があるが、初心者にお薦めなのは「ドーム型」だという。折り畳むとコンパクトになり持ち運びしやすい。同店では4~5人用で3万円台からある。比較的設営しやすいドーム型でも「初めて組み立てるときは、2人掛かりで30~40分ほどかかります」。海辺は風が強く、組み立て中にテントがあおられることもあるので、初心者には山の方が向いている。

 山だと夏でも朝方冷え込むことがあるので、寝袋を準備しておけば安心。布団を二つに折り畳んだような形の「封筒型」と、すっぽりと体を包む「マミー型」がある。封筒型は圧迫感が少なく布団に近い感覚で眠れ、マミー型は体に密着するので暖かく冬場に向く。いずれも5千円ぐらいから。

 屋外での食事も楽しみの一つ。バーベキュー用品は誰もが思いつくが、カセットこんろも持って行くと、手軽にお湯が沸かせてコーヒーやスープが楽しめる。ただ、テント内で使うのは危険。食材はクーラーボックスに入れて持って行こう。「家族4人なら45リットルぐらいのサイズで、保冷剤として2リットル入りペットボトルを凍らせた物が4本ほど必要ですよ」。溶けたら飲むこともできて便利だ。

 他にはランタンやテントの床に敷くマット、「タープ」と呼ばれる日よけ、テーブルと椅子などがあるといい。テントも含めて必要な道具が借りられるキャンプ場も増えている。

 当日は慣れない環境で事故が起こることも。キャンプ場がある「油山市民の森」(福岡市)の吉田直美さん(53)と小川真樹さん(37)に注意点を聞いた。

 吉田さんは「長袖、長ズボンに歩きやすい運動靴で、帽子をかぶるのが基本」と念を押す。肌を出すと草木にかぶれたり、とげが刺さったりする恐れが高い。

 スズメバチにも注意しよう。「黒い物に向かってくるので黒い服は避けて」と小川さん。化粧品や香水、ジュースなどの甘い香りに寄ってくることもあるという。もし刺されたら、水で洗って氷などで冷やし、受診する。ハチに刺されたり、ヘビにかまれたりしたときに毒を吸い出す「ポイズンリムーバー」という道具も市販されているそうだ。お助けいただき、ありがとうございました。


=2016/08/03付 西日本新聞朝刊=

PR

くらし アクセスランキング

PR

注目のテーマ