強烈な個性放つ150点 全国巡り再び古里へ 「没後40年 高島野十郎展」

西日本新聞

■9月22日まで九州芸文館 
 「孤高の画家」として知られる福岡県久留米市出身の画家、高島野十郎の作品を紹介する「没後40年 高島野十郎展-光と闇、魂の軌跡」が7日、同県筑後市津島の九州芸文館で始まった。9月22日まで。

 高島は1890年生まれ。東京帝国大農学部を首席で卒業するが、画家の道を選択。独学で絵画を学んだが、生前はその存在を知られることはほとんどなかった。75年に亡くなった後、その技術の高さと深い精神性を感じさせる作品に脚光が集まるようになった。

 昨年12月から今年1月にかけて、福岡市中央区の県立美術館で没後40年記念の展覧会があり、その後、全国を巡回し、各地で好評を得た。最後に、再び、古里に戻り、展覧会が開催されることとなった。「菜の花」「桃とすもも」「蝋燭(ろうそく)」「からすうり」など、強烈な個性と独特な世界観を発揮する作品約150点が並ぶ。「夏の池」も全国初公開される。

 入場料は一般800円、高大生500円、小中生300円。月曜日は休館。ただし、9月19日は開館、20日は休館。問い合わせは九州芸文館=0942(52)6435。


=2016/08/09付 西日本新聞朝刊=

PR

文化 アクセスランキング

PR

注目のテーマ