福岡歯科大 「口腔ケア」推進へ人材育成 来春、看護大を開学

西日本新聞

 福岡歯科大(福岡市早良区)を運営する学校法人福岡学園(水田祥代理事長)は6日、県庁で記者会見を開き、来年4月1日に同大の隣接地に福岡看護大(看護学部看護学科の単科、定員100人)を開学すると発表した。歯科大と連携し、「口の健康」の知識を深く身に付けた看護師の養成を目指すとしている。文部科学省によると、県内に本部を置く大学は34校(国立などを含む)あり、看護学科がある大学は13校目となる。

 福岡学園によると、手術の前後に歯科治療をすると合併症のリスクを減らせたり、口の中の歯周病菌を放置すると肺炎などの恐れが高まったりするなど、近年は口腔(こうくう)ケアの重要性が医療現場で注目されている。

 水田理事長は「口の健康が全身の健康につながることを理解した看護師が求められている」と強調。福岡看護大では「口腔健康科学論」や「口腔機能援助論」といった歯科医や歯科衛生士の役割や看護師との協力関係を学ぶカリキュラムを必修科目にするという。

 卒業生の進路は最先端医療を施す病院や、在宅医療の現場などを想定している。学長に就任予定の窪田恵子設置準備室長は「口腔の知識を土台にして、他の医療職種と協調できる人材を育てたい」と話した。


=2016/09/07付 西日本新聞朝刊=

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