ストレス、不規則な生活… 「不眠症疑い」九州4割 40歳以上男女アンケート「病気併発の可能性も」

西日本新聞

 九州各県の40歳以上の男女で病院の受診が必要となる「不眠症の疑い」が4割前後に上る、とのアンケート結果を医療用医薬品製造販売のMSD(東京)が発表した。ストレス、不規則な生活…。社会環境の変化に伴って不眠症患者は増えており、同社は「他の病気を併発している可能性もあり、症状を感じたらぜひ受診を」と呼び掛ける。

 6~7月、インターネットを通じて都道府県ごとに計4万5800人から回答を得た。寝付きや睡眠時間、日中の気分などを数値化する不眠症判定の国際基準「アテネ不眠尺度」で過去1カ月の状態を調査した。

 同尺度で不眠症の疑いがある6点以上の割合は、福岡県41・2%(全国15位)▽佐賀県39・4%(同29位)▽長崎県37・4%(同42位)▽熊本県41・4%(同11位)▽大分県37・7%(同41位)▽鹿児島県40・5%(同22位)▽宮崎県38・2%(同39位)。全国平均は40・2%で、トップは東京都45・6%だった。

 また、不眠で悩んでいる人の半数超が医師に相談しておらず、治療薬を飲んでいない人の6割が「薬を飲み始めたらやめられない」とのイメージを持っていた。「服用をやめるとまた眠れなくなる」「依存してしまう」との不安も目立ったが、同社の担当者は「睡眠は健康の重要な指標。必要な薬については医師と十分なコミュニケーションを」とアドバイスする。


=2016/10/22付 西日本新聞朝刊=

PR

医療・健康 アクセスランキング

PR

注目のテーマ