家庭の余剰食品を困窮者へ 北九州、水巻で受け付け 八幡東区のNPO法人

西日本新聞

 家庭で余っている食品を寄付してもらい、生活困窮者に届ける「フードドライブキャンペーン」を、北九州市八幡東区のNPO法人「フードバンク北九州ライフアゲイン」が北九州市と水巻町の計7カ所で行っている。今年1月に続く2回目の取り組みで、同法人は「気軽にできる社会貢献として参加してほしい」と呼び掛けている。12日まで。

 同法人は2013年、企業や農家から食品を提供してもらい、困窮者に届ける取り組みを始めた。一般家庭からも提供してもらおうと、今年1月に初めてキャンペーンを実施。同法人事務所を含む7カ所に「食品寄付ボックス」を設け、2週間で計230キロの食品の提供を受けた。企業などからの寄付は同じ食品が大量に集まりがちだが、フードドライブは幅広い食品を提供してもらえるのが特徴という。

 同法人によると、国内には食べられるのに捨てられる「食品ロス」が年間500万~800万トンあるとされ、「食品ロスと生活困窮者の実態を知ってもらい、賛同者を増やしたい」と2回目を企画した。寄付を呼び掛けるのは缶詰、レトルト食品、インスタントラーメン、お茶漬けなどで、1カ月以上の賞味期限があり未開封のものが対象。同法人に登録している困窮世帯や里親家庭に届ける。

 回収ボックスは同法人事務所のほか、市環境ミュージアム(八幡東区)、平野市民センター(同)、永明寺(同)、マリア保育園(八幡西区)に設置。「グリーンコープ(GC)生協ふくおか」(福岡市)とも連携し、GCの清水店(小倉北区)とみずまき店(水巻町)にも置いている。

 同法人の原田昌樹理事長(51)は「市民や設置施設との連携を深め、将来は常設に移行させたい」と話す。問い合わせは同法人=093(672)5347。受け付けは午前9時~午後5時。

=2016/11/09付 西日本新聞朝刊=

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