小さな命を いつも気に掛けて<21完>

西日本新聞

 ペットの毎日は、飼い主が全てです。飼い主が遊び相手になること、うれしかったことも悲しかったことも語り掛けること。そうしたコミュニケーションや自然な対話は、ペットにとって何よりも大切です。

 日常的で、ごく自然な触れ合いができるかどうかは、動物に対する感性に左右されます。この感性は、動物に関わる仕事をする私たちには、重要な力であり、動物の存在を意識し、いつも気にかけることで磨かれる力だと思います。

 例えば、獣医師がよく対応する症例の一つに「ペットを踏んづけてしまった」という事故があります。子猫が思い切り踏まれて担ぎ込まれることが多く、一命は取り留めてもかなりの重症です。

 踏んでしまうのはたいていその家のお父さんや子ども。「そこにいると思わなかった」がお決まりの言い訳です。事実、ペットがそこにいることに気付かないのです。

PR

くらし アクセスランキング

PR

注目のテーマ