映画監督としての田中絹代 6作品など足跡紹介 下関市

西日本新聞

田中絹代の映画監督時代を伝える企画展の会場 拡大

田中絹代の映画監督時代を伝える企画展の会場

 山口県下関市出身の女優田中絹代(1909~77)の映画監督としての足跡をたどる企画展「女優田中絹代と映画監督」が、同市田中町の田中絹代ぶんか館で開かれている。絹代は女優では日本で初めて映画監督を務めた人物。会場には写真や監督6作品の脚本など資料約40点を展示している。3月5日まで。

 同館によると、14歳で映画界入りし、主演女優として40歳の円熟期を迎えた絹代は「生涯、映画界で生きたい」と望み、新天地を求め監督の道に挑んだ。巨匠監督や俳優仲間の支援も背中を押したという。

 会場には、絹代の監督デビュー作「恋文」(1953年)をはじめ、「お吟さま」「流転の王妃」「月は上りぬ」などの脚本を、彼女の撮影現場写真とともに紹介。女優を続けながらメガホンを取った、彼女ならではの繊細な描写と映画作りの意気込みが伝わってくる。観覧料一般200円など。月曜休館。同ぶんか館=083(250)7666。


=2017/02/23付 西日本新聞朝刊=

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