新会派「自民新福岡」結成 「自民」退会の福岡市議3人

西日本新聞

 福岡市提案の「福岡空港未来基金」条例案を否決するなどした自民党市議団の会派運営に反発し、退会した市議3人は28日、新会派「自民党新福岡」を結成した。会長に就いた飯盛利康市議は「与党として高島宗一郎市長を支えていく」と表明。一方、古巣の市議団側は「自民党を批判して出て行ったのに、同じ自民を名乗るのはいかがなものか」と不快感を示した。

 「困惑している」。28日午後2時半、あいさつのため市議団の会派室を訪れた3人に対し、市議団の光安力会長は新会派の名称について、そう感想を述べた。受け付け前で行われたやりとりは1分ほどで終了。光安氏は記者団に対し、「与党として付き合うことは当分はない」と語った。

 この日、新会派を結成したのは飯盛氏と福田衛氏、中島正裕氏。3人は会派の結成届提出後に記者会見し「自民党を否定していない。党に誇りを持っており名乗るのは当然」(飯盛氏)と主張。3人以下は非交渉会派となり、代表質疑などが制限されるが、飯盛氏は「福岡市の発展を引っ張っているのは高島市長。政策や方針は今後詰めるが、市長と施策の協議をしっかりやっていく」と述べた。

 同じ与党の会派は静観の構え。みらい福岡の笠康雄会長は取材に対し「市長との接触の仕方で独自性を出すのは難しく、会派の基本理念を打ち出さないといけない」と見る。公明の黒子秀勇樹団長は、新会派から説明を受けていないとした上で「市民第一で頑張ってもらえることを期待します」と述べた。

 会派設立を受け、高島市長は「信頼関係のもと、密に意見交換しながら共に素晴らしい福岡市を創っていきましょう」とのコメントを発表した。

=2017/03/01付 西日本新聞朝刊=

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