映画「みんなの学校」 学研都市で19日上映 北九州市若松区

西日本新聞

 発達障害など特別支援教育の対象となる児童たちが他の児童と同じ教室で学ぶ大阪市立大空小(住吉区)に密着したドキュメンタリー映画「みんなの学校」の上映会が19日、北九州学術研究都市(北九州市若松区ひびきの)の会議場メインホールで開かれる。市民有志でつくる実行委員会は「居場所がある社会をいかに構築すべきか、というテーマを投げかけている」と観賞を呼び掛けている。

 映画は2015年に全国公開された。実行委などによると、大空小は06年に開校。「どんな子もその子らしくいられる学校づくり」を理念に「不登校ゼロ」を目指している。その一環として、発達障害の子どもらを特別扱いせず、普通学級で受け入れている。

 映画では、教室から度々脱走を図ったり、暴力を振るったりする児童たち本人の悩みを、クラスメートや担任、校長、地域ボランティアが少しずつ解きほぐしていく姿を上映。ある児童の母親が「学校で失敗しながら、みんなといろいろやっていることがうれしい」と語るなど、周りの大人たちの苦悩や喜びにも光を当てている。

 実行委の中心で20年近く学習塾を同区で催してきた古賀美和子さん(62)は「幅広い世代に見てもらいたい」と話す。

 午前10時10分と午後1時50分の2回上映。料金は一般千円(当日は300円増し)、小学生~大学生500円、未就学児無料。定員各500人。


=2017/03/08付 西日本新聞朝刊=

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