線路に転落の日本人助けようと… 韓国青年の遺志継ぐ両親 日田 18日に映画「かけはし」

西日本新聞

 「日韓の懸け橋になりたい」という息子の遺志を継いで奔走する韓国人夫婦の活動を追ったドキュメンタリー映画「かけはし」が18日午後2時から、日田市丸の内町の文化交流館「石蕗(つわぶき)」で上映される。

 息子は、日本語を勉強中だった2001年、東京のJR新大久保駅で、線路に転落した日本人を助けようとして亡くなった李秀賢(イスヒョン)さん=当時(26)。李さんの尊い精神に感動した人から送られた弔慰金を基に、両親はNPO法人を設立。日本で学ぶ留学生を奨学金で支援している。

 映画は、李さんの人生を振り返り、思いを引き継いで活動する両親や奨学金を受けた留学生の姿などを描く。製作した「ミューズの里」の中村里美代表は「悲しみにうちひしがれるのではなく、息子の役割を担い活動する両親のメッセージを受け取ってほしい」と話す。定員は80人。入場料は高校生以上千円、中学生以下500円。


=2017/03/16付 西日本新聞朝刊=

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