佐世保バーガーと角煮まん 対決!長崎vs佐世保(完)

西日本新聞

 佐世保のグルメとして欠かせない「佐世保バーガー」と、長崎の新名物として定着した「角煮まん」。最終回は、幅広く支持されるグルメ対決だ。かぶりつくならどっち?

 凝縮のうまさガブリ

 佐世保バーガーの魅力はボリューム。ふかふかのパンに挟むのは、たっぷりの野菜と注文後に焼く肉や卵。袋ごと両手で挟んで少しつぶし、大きく口を開けてガブッ! 口の周りにソースが付いても気にしない。バーガーの大きさや具材など、各店のこだわりがある。

 ゴトーちゃん 「佐世保バーガーマップには市内の25店舗が紹介されとるばい。どこに行きたか?」

 チョージくん 「あいもこいもおいしそう…。全部、食べ比べたかぁ」

 佐世保では、飲み会の締めはラーメンではなくバーガーという人も多い。繁華街に店を構える1970年創業の「ビッグマン京町本店」には、ほろ酔いのお父さんたちが吸い込まれる。

 「飲んで夜遅く帰っても、バーガーをお土産にすれば家族が許してくれるみたい」と常務の小倉さやかさん(40)。自家製ベーコンを使った「元祖ベーコンエッグバーガー」(650円)や野菜、卵がぎっしりの「アメリカンサンド」(800円)が人気メニュー。米国から伝わったバーガーは佐世保にしっかりと根付いている。

       ◇

 日本、中国、西洋を融合させた和華蘭(わからん)の文化を象徴するしっぽく料理から生まれた「角煮まん」は、長崎の新名物として人気を集めている。甘辛い豚角煮を、もっちりとしたまんじゅう生地で包む。食べやすく、お土産や贈答品として有名になった。

 チョージくん 「角煮と生地が別々に提供されていたのを食べやすく合体させたとが起源らしかたい」

 ゴトーちゃん 「寒い季節にはたまらんばい。もう1個くださ~い」

 「角煮家 こじま」(長崎市田中町)は2003年に商品化した。「黒豚」「県産豚」「そぼろ」などの種類をそろえるが、売り上げの8割ほどを占める一番人気は定番の角煮まん。昔ながらの製法にこだわる皮付き三枚肉が自慢だ。

 創業者の児島徳二郎社長(65)は「職人がコトコトじっくり煮込むから、ホロホロととろける独特の食感が生まれるのです」と胸を張る。工場では多い日には約1トンの角煮を仕込む。「一晩寝かせてゆっくりとうま味をしみ込ませるのがポイントですよ」

 チョージくん 「僕たちも時間をかけてじっくり仲ば深めんといかんね」

 ゴトーちゃん 「う~ん、何ば言いたかとか、さっぱりワカランばい」

 =おわり

 

=2017/01/19付 西日本新聞朝刊(長崎)=

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