トルコライスとレモンステーキ 対決!長崎vs佐世保(3)

西日本新聞

 今や、ちゃんぽんと並ぶご当地グルメとして知られる長崎の「トルコライス」。佐世保の「レモンステーキ」はすき焼き風メニューとして始まったとか。異国情緒あふれる洋食対決だ。

 異国の味をアレンジ

 ブログ「トルコライスマニアックス」を運営する長崎市の神崎貴彦さん(40)は、日本一トルコライスを食べる人だ。「幼少期にお子様ランチしか注文させてもらえなかった」との悔しさから、大人になり“トルコライス愛”が深まった。

 トンカツ、ピラフ、パスタがひと皿にのるのが基本。ごちゃ混ぜにする長崎らしい文化を表しているという。「中華やフランス料理店のトルコライスがあってもいいのでは」と神崎さん。

 マスターの高齢化などで閉店した名店も多いが、取材班は神崎さんお薦めの「ゆう」(長崎市中里町)でトルコライス(700円)を注文。かつて同市油屋町にあった有名店「レストラン金子」のシェフから教わったという店主の白石雄一さん(47)が、おでん店から業態を変えて提供を始めたところ大人気に。「ごま油をきかせた焼き飯がポイントですよ」と白石さん。

 チョージくん 「トルコの名称には諸説あるけど、うまかもんはうまか!」

 ゴトーちゃん 「カツにパスタ…。ひと皿でおなかが満たされるばいね」

   ◇   ◇

 佐世保以外でもじわりと人気が高まっているレモンステーキ。といっても、輪切りのレモンを焼くわけではないのでご安心を。熱々の鉄板に載った薄切り牛肉を、レモン果汁がたっぷり入ったすき焼きの割り下で焼く。爽やかなソースが味の決め手だ。

 ゴトーちゃん 「お肉を食べたら、ライスを鉄板に移して、残ったソースと絡めて食べてごらん…」

 チョージくん 「しょうゆベースの味やけん、ご飯との相性抜群。やみつきになってしまったばい」

 元祖の店として知られるのは「れすとらん門」(長崎県佐世保市本島町)。戦後、米軍の駐留時代にステーキを日本人向けにアレンジしたことが起源だ。ここで修業した料理人たちが独立した店でも提供を始め、佐世保を中心に広まった。

 現在は福岡市の「博多和田門」に本店を移し、福岡っ子にレモンステーキを提供している。佐世保名物として定着したことに、3代目の松尾龍典さん(33)は思う。「初代はすごいメニューを作ったもんだな」

=2017/01/07付 西日本新聞朝刊(長崎)=

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ