ブリしゃぶ ゴマみそだれで「ハフハフ…」 鰤~玄界灘の恵み(3)

西日本新聞

 福岡県宗像市日の里9丁目公民館の調理室。お昼時、男性たちがブリの半身を刺し身に切り分けていた。この公民館で20年近く続く、男の料理教室のメンバーたち。この日はブリを食べ尽くすという。「刺し身、ブリしゃぶ…。丸ごと1匹のブリが買える宗像ならではの楽しみだね」と、ブリを仕入れてきた太田可愛さん(80)。宗像大社宮司を務めた太田さんは、氏子の漁師たちからさまざまな魚の楽しみ方を教わったという。

 湯を沸かした鍋に白菜、ネギ、春菊などを入れ、煮えたら刺し身より厚めに切ったブリをくぐらせる。表面が白くなったら、特製ゴマみそだれにつけて「ハフハフ」。ゴマみそだれは料理教室を指導する滝野佐和子さん(85)のレシピだ。白ごまを油が出るまですり、みそにおろしショウガ、ごま油を利かせて練り上げる。脂の多いブリに負けない濃厚な味わいだ。

 小鉢には大根おろしであえたブリの刺身。京都出身の滝野さんは「郷里ではブリはこうして食べました」。懐かしそうに口に運んだ。

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=2017/01/01付 西日本新聞朝刊(ふくおか都市圏)=

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