九州がんセンター 患者家族の宿泊施設開設 福岡市 敷地に12部屋

西日本新聞

 福岡市南区野多目の九州がんセンターは、患者家族向けの宿泊施設「キートス」を敷地内にオープンさせた=写真。

 センターによると、患者の15%に当たる約320人が県外からの利用(2014年実績)で、患者を支える家族が宿泊する場所がセンター周辺になく、課題となっていた。

 キートスはフィンランド語で「ありがとう」の意味。5階建ての看護師寮だった施設を改装した。計12部屋が利用でき、各室に和室やフローリング、台所、ユニットバスがある。電子レンジ、洗濯機、布団なども備え付けられている。田川市の社会福祉法人「猪位金(いいかね)福祉会 暖家(だんけ)の丘」が運営する。

 3日に記念セレモニーがあり、センターの藤也寸志(やすし)院長は「家族が毎日見舞いに行けるのは患者にとって励みになる」とオープンの意義を強調。同法人の佐々木陽子理事長は「患者と家族をつなぐ役に立てればうれしい」と話した。

 キートスは1部屋に2人まで泊まることができ、利用料は1人1泊2700円。2人なら1泊4320円。キートス事務所=092(555)2187。


=2017/04/05付 西日本新聞朝刊=

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