ふわっ、プリッの新名物 福岡・糸島の「かきしゅうまい」

西日本新聞

 「横浜のデパートの催事に、糸島の直売所が出店しててね。そこで売っていたカキの冷凍シューマイがおいしくて…。そっちで買える?」。神奈川の友人から電話をもらったが、カキシューマイとは初耳。早速、糸島漁協(福岡県糸島市)に問い合わせてみた。

 「ああ、『かきしゅうまい』ですね。実は催事用に作った限定品。まだよそでは売りよらんとですが、150パックが即日完売する人気やったけん、今、一生懸命、作りよります」。数年前から糸島産の旬のカキを使って商品化してはいたものの、成形から梱包(こんぽう)まですべて手仕事。あまりにも手間がかかり過ぎ、幻の逸品となっていたという。

 作り方を尋ねた。エソのすり身に、メレンゲ状にした卵白を加えて丹念に練り上げ、カキの切り身を加えて蒸し上げるのだそうだ。

 取り寄せ、いざ調理。解凍はレンジを使う方法もあったが、私はじっくり蒸し器で。待つこと10分、湯気の中から現れた直径7センチはあるジャンボサイズのシューマイ。箸で割って口に入れると、もう、ふわっふわ=写真。茶わん蒸しにも似た甘めのすり身の中で、プリップリして濃厚な身が躍る。一緒に蒸し器に入れた野菜も添え、ゆずごしょうを入れたポン酢で食べるとビールが進む、進む。

 この幻の「かきしゅうまい」が満を持し、漁協の直売所「志摩の四季」で限定販売される。取り寄せもできるが、手作りゆえ、品切れの際は時間をください。

 ▼かきしゅうまい 4個入り560円(税込み)。送料は福岡県内830円、九州内930円。志摩の四季(同県糸島市志摩津和崎33の1)=092(327)4033(午前8時半~午後5時半)。


=2017/04/08付 西日本新聞夕刊=

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