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第3局 5月30日(水)福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」

加藤九段敗れ引退 最高齢77歳 棋士生活63年に幕

西日本新聞

 将棋の現役最高齢記録を持ち、長くトップ棋士として活躍してきた加藤一二三・九段(77)が20日、東京都渋谷区の将棋会館で指された竜王戦6組の昇級者決定戦1回戦で高野智史四段(23)に敗れ、63年間に及ぶ現役生活に幕を下ろした。

 加藤九段は福岡県嘉麻市出身。1954年、当時の最年少記録となる14歳7カ月で史上初の中学生プロ棋士になった。その後、谷川浩司九段(55)、羽生善治王位(46)、渡辺明竜王(33)が中学生でプロ入りしたが、最年少記録は昨年10月に藤井聡太四段が14歳2カ月でプロになるまで破られなかった。

 58年、名人挑戦権を争う順位戦最上位のA級に史上最年少の18歳で昇級し、八段に昇段。「神武以来の天才」と呼ばれる活躍で、名人1期、十段(現在の竜王)3期、王位1期、棋王2期、王将1期の通算8期のタイトルを獲得した。

 今年1月、77歳で公式戦出場の史上最年長記録を達成したが、順位戦C級2組からの陥落が決まり、規定により現役引退が確定。対戦が予定されていた残る棋戦全てに敗れた時点で引退することになっていた。

 1月の引退確定直後の対局に勝ち、史上最年長勝利記録も達成した。通算成績は1324勝1180敗1持将棋(じしょうぎ)(引き分け)で、通算対局数と敗戦数は歴代1位、勝利数は歴代3位。

=2017/06/21付 西日本新聞朝刊=

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