上川端通の巨体が櫛田入り 追い山ならし、東流がトップ

西日本新聞

 博多祇園山笠の「追い山ならし」は12日午後、舁(か)き山笠七流(ながれ)が福岡市博多区上川端町の櫛田神社から同区奈良屋町の「廻り止め」までの約4キロを疾走。15日の「追い山」に向けて祭りの熱気が高まった。櫛田入りには「走る飾り山笠」八番山笠・上川端通も登場。全高13メートル超の巨体を使った圧巻の走りに見物客らは「すごい迫力」と酔いしれた。

 所要タイムは、櫛田入りが東流の31秒50。全コースは千代流が25分26秒でそれぞれ制した。

 八番山笠は前年比2メートル以上も高くなったが、この日は昨年はぶつかった同神社のご神木「櫛田のぎなん」の枝を絶妙なコース取りで回避。米国映画「スター・ウォーズ」をモチーフとした見送り(後方)から白煙を吹きながら清道旗を回ると、桟敷席からヤンヤの喝采が上がった。

 同市博多区の日本語教師谷口弘子さん(49)は「初めて桟敷席で見たけど、迫力が違う。八番山笠は入ってきた瞬間『わあ』と思った。来年は外国人の生徒たちに見せたい」。恵比須流のファンという同市城南区の介護福祉士堀朱美さん(51)も「八番山笠のきれいに揺れながら走る姿にジーンとした」。

 祭りは13日午後、期間中に唯一、舁き山笠が博多を出て天神まで繰り出す「集団山見せ」があるほか、15日朝の追い山でクライマックスを迎える。

=2017/07/13付 西日本新聞朝刊=

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