海眺めながらほおばる 福岡・うみてらす豊前の特製はもどっぐ

西日本新聞

 福岡県豊前市、豊築漁協直営の施設「うみてらす豊前」へ。海水を張った特大コンテナの中で、夏真っ盛りの今、旬を迎えた元気なハモがにゅるにゅる、うようよ泳ぎ回っている。

 ハモか、いいねえ。でも、今日は持ち帰りはできないと思いながら施設を出ると、冬季はかき小屋、夏季は休憩所兼イートインスペースになっている「浜焼き小屋」に行列が。並んでいた若い女性に尋ねたら、「『はもどっぐ』を食べたくて待っているんです」。1個500円。少々値は張るが高級魚ハモなら当然か。しかも土・日限定販売と聞けば、これは食べねばと、列の最後尾に並んだ。

 出てきたのは、パンから具材がはみだした豪快な一品=写真。迷わずかぶりつくと、魚介のうま味たっぷりのはもばーぐに、フルーティーで、ちょっぴり照り焼き味の特製デミグラスソース。それらを包むパンも、歯応えがあって、具材にベストマッチ。

 川畑美由樹店長に、この複雑な味の秘密を聞いてみた。はもばーぐには、ハモの身と甲イカの下足(げそ)、シラサエビに玉ネギをミックス。ソースの隠し味は、老舗の地元農産加工場「豊前川底柿グループ」のゆずジャムなのだとか。「パンも求菩提(くぼて)山麓のパン工房『山帰来(さんきらい)』に特注し、何度も試作を重ねたオリジナルドッグなんです」と胸を張る。

 キラキラ光る豊前海を眺めながら、ほおばれるご当地ドッグ。夏休み期間中は平日も販売するそうです。

 ▼うみてらす豊前 施設内の漁師食堂「うのしま豊築丸」(午前11時~午後2時)では、はもフライ定食1000円、はも天丼1200円、鱧御膳(はもごぜん)2000円なども。電話=0979(64)6717(午前9時~午後5時)。火曜定休。


=2017/07/22付 西日本新聞夕刊=

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