移設SLの修復スタート 直方の汽車倶楽部、各地の愛好家も応援

西日本新聞

 福岡県直方市頓野のNPO法人「汽車倶楽部(くらぶ)」は、行橋市から移設された蒸気機関車(SL)D51形の修復作業を始めた。今後、毎月第3日曜に作業を続ける。

 初日の21日には、江口一紀理事長(56)ら9人が作業。ハンマーなどの工具を使ってボイラー部分のさび落としなどを行った。SLの整備をボランティアで続けている愛媛県松山市の大山正風さん(71)や山口県からもSL愛好家が応援に駆け付け、折尾愛真中(北九州市)3年の森勇登さん(14)も汗を流した。

 同SLは、1936年に製造。筑豊線や鹿児島線で石炭輸送などに活躍し、73年に直方機関区で廃車となった。その後、行橋市で展示されていたが、老朽化などのため同市が無償譲渡先を公募。汽車倶楽部が選ばれ、今年3月、44年ぶりに直方に戻ってきた。

 江口理事長は「思った以上に状態は悪いが、きれいに修復して活用を考えたい」と話している。

この記事は2017年05月24日付で、内容は当時のものです。

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