ビジネスで活きる!相手との距離をぐっと縮める“こなれた”英語フレーズ

西日本新聞

 ビジネスがグローバル化していくなかで、英語が話せないといけない状況に直面する人は増える一方であろう。必要にかられて、英会話を学んでいる人も多いにちがいない。実際のビジネスの現場では、英語表現が心もとないと、「この人は英語でのビジネスに不慣れなのではないか」と不安をあたえてしまうという。では、どうすればいいのか。

 この本の著者は、こなれた英語表現を使うことだとアドバイスする。そして、ゴア元副大統領や著名なビジネスマンなどの同時通訳をしてきた経験から、こなれた英語表現を紹介してくれる。ここでいう「こなれた」は、むずかしい単語は使わずとも、ネイティブが使用しているようなフレーズを指す。

 最初に紹介されているのが、
「Nice to meet you.」
であるところを見ても、身がまえるほどの単語や文法が出てくるわけではないことがわかるだろう。ただし、言語というのは、その国の文化と密接にかかわって機能する。そこの部分まで踏み込んだ解説がなされているところに本書の特徴がある。

 初対面の挨拶では、互いの目をしっかり見て、強く握手をしながら、
「Nice to meet you.」
と言う。名刺を切るとしたら、そのあとだ。この程度のことは基本中の基本としても、さらにつづけて自己紹介するときには、ファーストネームを言う。それも、省略したり、外国風に言い換えたり……と聞くと、実践経験のない日本人は驚くのではないか。著者は、名前の言い換え方をいくつか例示したあと、「アツシ」を「at」+「寿司(sushi)」と紹介して人気者になった日本人のエピソードまで話を広げていく。

 次に紹介されているフレーズはグッと現代的になって、事前にメールでやりとりをしていた相手と対面したときの挨拶だ。
「やっとお会いできましたね」
さて、英語でどう言うかは、直接本書をあたって欲しい。「それはやばいね」といったカジュアルな表現も含めて、実践的なフレーズが201収められている。


出版社:青春出版社
書名:みんな使える!こなれた英語201フレーズ
著者名:関谷英里子
定価(税込):1,080円
税別価格:1,000円
リンク先:http://www.seishun.co.jp/book/19101/


西日本新聞 読書案内編集部

PR

文化 アクセスランキング

PR

注目のテーマ