鹿児島2区混戦模様に 自民が分裂、民進も擁立 解散目前に構図が激変

西日本新聞

 安倍晋三首相が臨時国会冒頭での衆院解散を正式表明した25日、鹿児島2区に無所属新人で立候補する自民党所属の鹿児島県議、林健二氏(40)は県議会に辞職願を提出、出馬に向け動きだした。現職金子万寿夫氏(70)との自民分裂選挙は確実な情勢。民進党県連も週末にJA職員の新人、斉藤佳代氏(38)の擁立を発表しており、2区は解散目前に構図が激変し、混戦模様となった。

 辞職願が受理された林氏は記者団に、2区で影響力があるとされる元衆院議員の徳田毅氏の名前を挙げ「徳田氏と連携を図りながらの選挙戦になる」と明言。1年ほど前から出馬を検討していたといい、27日に記者会見を開く予定。「生活や子育てで臨場感ある政策を訴えたい」と述べた。

 一方、金子氏は24日に記者団の取材に応じ、林氏の意向を「びっくりしている」と漏らした。その意向を知った21日に開会中の県議会に出向き、林氏と2人きりで1時間ほど話し合ったという。「私に足りなかったところがあるかもしれないが、同じ奄美出身で政争にならないよう選挙戦を進めたい」と話した。

 23日に斉藤氏の擁立を決めた民進党鹿児島県連。今週中にも党本部が公認を決める見通しで、県連の伊地知紘徳幹事長は「水面下で候補者を選んでいた。斉藤氏の農政や子育ての実績をアピールする」と語った。

 このほか2区では共産党の新人祝迫光治氏(74)も立候補を表明している。

=2017/09/26付 西日本新聞朝刊=

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