「保徳戦争」の再来? 自民分裂の鹿児島2区 徳田氏、新人支援を表明

西日本新聞

 自民党分裂選挙になる見通しの衆院鹿児島2区で、元衆院議員徳田毅氏(46)が27日、無所属での立候補を表明している自民党元鹿児島県議の新人林健二氏(40)を全面支援する考えを示した。林氏の記者会見に同席し、明らかにした。

 2区の自民現職金子万寿夫氏(70)と林氏は同じ奄美出身。金子氏は1区の自民現職保岡興治氏(78)の秘書を務めた経歴があることから、徳田氏が林氏に付くことで、徳田氏の父虎雄氏と保岡氏が中選挙区時代に1人区の奄美群島区で繰り広げた激しい政争「保徳(やすとく)戦争」再来の様相を帯びてきた。

 徳田氏は父の地盤を継ぎ旧2区で当選。支持母体の徳洲会グループの公選法違反事件で議員辞職した。当時県議だった金子氏はその補欠選挙で初当選し、2014年の前回衆院選で再選した。

 公の場で発言を避けてきた徳田氏は会見で「保徳戦争を乗り越えようとみんなで努力してきたが、金子氏が議員になり対立や混乱を招いた」と強調した。一方、金子氏は24日の会見で「混乱や政争的な話にならないよう選挙戦を進める」と述べている。

 2区はほかに民進党新人の斉藤佳代氏(38)と共産党新人の祝迫光治氏(74)が立候補を表明している。

=2017/09/28付 西日本新聞朝刊=

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