野党共闘シンポが福岡市で開催 構図一変、議論ちぐはぐ

西日本新聞

 衆院選で野党共闘をテーマにしたシンポジウムが30日、福岡市早良区のももちパレスであり、共産党や自由党の参院議員、社民党県連合の幹部、希望の党から出馬を目指す民進系の立候補予定者らが出席した。共闘を後押しする狙いだったが、民進と希望の合流の急浮上で、4野党の共闘は事実上崩れ、シンポの内容もちぐはぐな印象となった。

 シンポは、地方議員などでつくる「オール福岡を実現しよう実行委員会」が企画し、約150人が出席。

 「まだ民進党の山内です」。個人として出席したという民進系の福岡3区の元職、山内康一氏。合流を「全く予想しない展開で、考えていた原稿も使い物にならなくなった」と戸惑いつつ、「安倍政権を倒す思いは変わらない」と話し、足早に会場を後にした。

 自由党の森裕子議員は、森友、加計学園問題に触れ、安倍政権を批判。希望については候補者選定の手法などを懸念しながらも、「国民の望む(野党)結集になってほしい」「代表の小池百合子都知事に日本初の女性の総理大臣になってほしい」とエールを送った。

 一方、共産の仁比聡平議員は「保守色が強い立候補予定者が見込まれ改憲が進む」。社民党県連合の村山弘行幹事長も「小池氏は安倍首相と変わらず暴走が心配だ」と警戒感を示した。

=2017/10/01付 西日本新聞朝刊=

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