立候補予定者奔走 解散後初の週末 福岡1-5区 街頭、集会…有権者も高い関心

西日本新聞

 衆院解散後初の週末となった30日、福岡都市圏の立候補予定者は、スーツ姿で選挙区内のイベントに分刻みで足を運んだり、駅前で演説したりするなど奔走した。陣営の予想を超える聴衆が集まった演説会もあり、選挙への関心の高さがうかがえた。

 3区の民進党系元職は早朝、福岡市西区の姪浜駅前で政策ビラを配った後、支持団体のバレーボール大会であいさつ。午後からは早良区であった野党共闘を目指してきた市民グループの集会に出席した。「希望の党」への民進合流の流れに失望感を漏らす参加者もおり、「大変重たい気持ちでこの場に来た」とあいさつ。希望の公認が出るかも不明なため「これからどうなるか分かりませんが、安倍政治の暴走を止めるという1点のために全力で戦う」と誓った。

 5区の自民党前職は分刻みのスケジュールで団体の会合や保育園の運動会などに顔を出す忙しさ。春日市の保育所では保護者らを前に「少子化の日本だが、一人一人をしっかり育てられれば将来を悲観する必要はない」と強調した。選挙に関しては一切言及しないまま。取材に対して「いつも来る場所。わざわざ言わなくても皆さん、分かってくれるでしょ」。

 スーツ姿でマイクを握る顔に、玉のような汗が浮かんでいたのは、4区の日本維新の会前職。午前、志免町の交差点で歩行者やドライバーに「消費税増税の前に身を切る改革、行財政改革をやるべきです」などと訴えた。午後は篠栗町の事務所で、福岡維新の会のメンバーらと九州全体を含めた選挙対策会議に臨んだ。

 2区の自民前職は昼に1時間半、地元事務所のすぐそばにある唐人町商店街(福岡市中央区)であいさつ回り。「ここは政治家生活の原点。スケジュールが厳しくなっていくので、最初の場所に選んだ」

 希望に公認申請する民進系元職とは3度目の対決で、激戦が予想されている。商店主や通行人からは「突然の解散だったし、今回は特に大変だね。小池(百合子都知事)さんは出るの?」などと声を掛けられ、験かつぎでカツサンドの差し入れもあった。

 2区の共産党新人は午前11時から、テレビでもおなじみの党幹部が応援に来たJR博多駅前の演説会に参加。陣営の予想を超える多くの聴衆を前に、党の街宣車の上から「暴走する安倍政権をストップさせたい」などと訴えた。

=2017/10/01付 西日本新聞朝刊=

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