3区民進系が分裂 山内陣営の県議・仁戸田氏出馬へ 構図が急変、なお混とん 衆院選・福岡1-5区

西日本新聞

 民進党の枝野幸男代表代行がリベラル新党「立憲民主党」の結成を発表した2日、福岡1~5区の民進系立候補予定者は、異なる三つの道に歩みだした。早々と同党に参加する方針を固めたり、無所属での出馬を模索したり、「希望の党」からの出馬の意志を堅持した。3区の民進系は分裂選挙の様相だ。

 「僕自身はリベラル系なので選別される対象だと予想していました」。3区の民進系元職、山内康一氏(44)は同日午後、福岡市早良区の事務所で取材に応じ、希望の公認から漏れたことを正式に認めた。9月の民進党代表選では枝野氏を支持しており、立憲民主にも参加する方針だ。「党3区支部と後援会に報告し意見を聞いた上で、3日にも記者会見したい」と述べた。

 一方、福岡市西区選出の民進党県議、仁戸田(にえだ)元氣氏(38)が10月2日、3区から出馬する方針を表明。希望の公認を得る意向という。1日の山内氏の事務所開きでは、山内氏の選対本部事務局次長としてガンバロー三唱の声を上げた仁戸田氏の出馬に、山内氏は「ショック。民進党で一緒にやってきた仲間を対抗馬に立てるのは不誠実だ」と憤った。

 仁戸田氏は2日夜、山内氏の事務所であった民進党3区総支部の会議前に、立候補の方針に至った経緯を説明。取材に「ゼロからの厳しい選挙になるが、希望の党がよその人を連れてくるより地元の人間が出るべきだ」と話した。

 山内氏と同様、希望側から公認しない意向が伝えられた1区の民進系元職山本剛正氏(45)。1日夜、2度挑戦した福岡8区に移れば公認するとの打診もあったことを明らかにした上で、取材に対し、今のところ1区から無所属で出馬する意向を示した。

 前回衆院選の直前に4区から1区に移った山本氏は「こちらも駒じゃない」とした上で、「わたしが最も選挙区の皆さんの声を聞いてきた。声を届ける代表としてふさわしいと信じている」と語った。

 2区の稲富修二氏(47)、5区の楠田大蔵氏(42)は希望に公認申請しているという。

=2017/10/03付 西日本新聞朝刊=

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