11区希望候補に村上氏 1次公認 三つどもえの構図に

西日本新聞

 福岡11区に立候補する意向を表明している元経済産業省室長の村上智信氏(47)が3日、「希望の党」の第1次公認候補の名簿に入った。同区は自民前職の武田良太氏(49)と社民新人の竹内信昭氏(64)が立候補を表明。自民、新党、野党共闘の三つどもえの選挙構図が事実上固まった。

 「地元のために働き、多くの成果を出すため、1人より連携して仕事ができる政党の方がいいと考えた」。村上氏は記者会見で、希望に公認申請した理由をこう語った。当初、無所属での出馬も模索していただけに、支持者には会合などで説明したが、反発する声もあり、「さらに丁寧に説明していきたい」とした。

 村上氏は同8区の麻生太郎副総理兼財務相に近いとされ、麻生氏や自民党の大家敏志参院議員(福岡選挙区)らと収まった写真を掲載したチラシを作成している。希望公認となったが、「後援会活動の一環として準備した。今後も公示前までは配る」と話した。

 保守分裂選挙の様相も呈する中、武田氏は地元入りした2日から、選挙区内15市町村で開かれる後援会主催の「拡大世話人会」に奔走する。3日夜、糸田町や行橋市などでは、離合集散する野党に触れ「何のための政治か、何のための政党かを考えて厳しい審判を下してほしい」と訴えた。

 竹内氏は9月28日の衆院解散以降、連日、選挙区内で街頭演説をこなす。3日は田川市内の20カ所でマイクを握った。11区での候補擁立を取り下げた共産とも連携。「希望の党も自民党も同じ保守。社民、共産の真の野党共闘で安保法制廃止、憲法改悪阻止などを強く訴える」と話している。

=2017/10/04付 西日本新聞朝刊=

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