「教会群」名称変更提案 世界遺産登録候補、長崎県が方針 潜伏キリシタン反映

西日本新聞

 2018年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の名称について、長崎県は29日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に変更するように提案する方針を固めた。関係する長崎、熊本両県と6市2町でつくる世界遺産登録推進会議の9月1日の会合を経て、同月末までに政府がユネスコに提出する暫定版推薦書に反映させたい考え。

 関係者によると、ユネスコの諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)が名称に「潜伏キリシタン」の言葉を使うよう助言。構成資産の「天草の崎津集落」がある熊本県側からの要望を反映して「天草地方」を名称に入れることになった。

 「長崎の教会群-」は15年に政府がユネスコに推薦書を提出後、イコモスから「禁教期に焦点を当てるべきだ」との指摘を受け、推薦を取り下げて再検討。国の文化審議会が今年7月、14の構成資産から禁教期と関連が薄い2資産を除外して再度推薦することを決め、中村法道知事も「端的に価値を表す名称に見直したい」と話していた。

この記事は2016年08月30日付で、内容は当時のものです。

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