【衆院選・福岡6、7区】7陣営熱く論戦開始

西日本新聞

 衆院選が公示された10日、筑後地区の福岡6、7区に立候補を届け出た7人は各地で出陣式や出発式を開き、政策を訴え、支持を求めた。実績を掲げる与党陣営に対し、政権批判を強める野党陣営。秋の陣の論戦がスタートした。

■6区■

 「今回の衆院選は、安倍晋三首相の自己保身に他ならない。民心はついてこない」。政治団体「幸福実現党」新人の西原忠弘氏は、西鉄久留米駅前の出陣式で、解散に踏み切った安倍首相を批判。「国防の強化と消費税の減税を一貫して訴えていく」と力を込めた。

 共産新人の小林解子氏は久留米市内の事務所前で出発式を開き、安全保障法制の廃止や長時間労働の是正などを主張。憲法9条に自衛隊を明記するという安倍首相の改憲案について「自衛隊が海外で何の制限もなく武力行使をできるようになる」と批判した。

 「一番の敵はまん延する楽観ムード。厳しい選挙だ」と引き締めを図ったのは自民前職の鳩山二郎氏。久留米市内の出陣式には6区内の自民県議4人が勢ぞろいし、地元首長や推薦した公明党の参院議員の姿も。鳩山氏は「地方創生を確実なものにする」と訴えた。

 民進系無所属新人の新井富美子氏は久留米市内の出発式の後、うきは市に向かって選挙カーを走らせた。車内から通行人に手を振り「6区の宝である農業を守り抜く」「政治家中心の政治ではいけない。国民主体の政治を取り戻す」などと声をからした。

■7区■

 共産新人の江口学氏は、大牟田市内の事務所前の出発式で「安倍首相の政治姿勢を問う選挙。退陣に追い込みたい」と政権打倒を掲げた。この日は10カ所で街頭に立ち「共産党への大きな風を起こす。市民と野党共闘の中心を担っていく」と支持を訴えた。

 「県南地域の発展のために尽力する。いろんな争点がある中で、一番大事にしたいのは格差是正だ」。西鉄柳川駅前でマイクを握ったのは、希望新人の原圭助氏。民進党の前原誠司代表が応援に駆け付け「将来不安を放置する安倍政権を変えよう」と呼び掛けた。

 3期目を目指す自民前職の藤丸敏氏は大牟田市や柳川市など5カ所で出陣式を開催。大牟田市では有明海沿岸道路の整備が着実に進んでいることに触れ「皆さんの力を借りてもう一度、大牟田を発展させたい。粉骨砕身、滅私奉公で頑張りたい」と声を張り上げた。

=2017/10/11付 西日本新聞朝刊=

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