序盤から激しい攻防 天元戦第1局が開幕

西日本新聞

 囲碁の井山裕太天元(28)=棋聖、本因坊、王座、碁聖、十段=に一力遼七段(20)が挑む第43期天元戦5番勝負(西日本新聞社主催)の第1局が11日午前9時、愛知県豊田市のホテルフォレスタで始まった。

 前期と同じ顔合わせとなった今期開幕戦。再度の7冠独占に向けて3連覇を目指す井山が、昨年の雪辱を期して初タイトルを狙う一力を迎え撃つ。定刻になり、立会人の彦坂直人九段の合図で、握って先番となった井山が第1着を右上隅星(16四)に打ち下ろした。

 互いに四隅の星を打ち合った後、井山は5手目に意表を突く三々(17十七)入り。シチョウアタリを兼ねた黒21(3六)のカカリから激しい攻防を繰り広げた。井山が下辺に厚みを形成し、一力が白52(5十五)までサバき、左下が主戦場になったところで昼食休憩に入った。解説の中根直行九段は「力と力の勝負。強気な両棋士の持ち味が出ている」と話した。

 持ち時間は各3時間で、夕刻には決着する見込み。対局の模様は西日本新聞ホームページでも速報している。

=2017/10/11付 西日本新聞夕刊=

◆第43期天元戦の中継サイトはこちら

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