小池氏「原発ゼロ」触れず 公示後初の九州入り 演説、政権批判に終始

西日本新聞

 希望の党の小池百合子代表が16日、衆院選公示後初めて九州入りし、福岡、佐賀、鹿児島各県で希望候補への支持を訴えた。原発の立地自治体では公約の「2030年までの原発ゼロ」には触れず、「安倍1強政治を許さない」と政権批判に終始した。

 「国の無駄遣いをチェックする」。北九州市での遊説後、佐賀県唐津市に入った小池氏は午後2時すぎ、佐賀2区の前職と並んで公約の消費増税凍結をアピール。同区には来年の再稼働が見込まれる九州電力玄海原発(玄海町)が立地するが、原発政策は語らず、8分間の演説を終えた。約1300人(陣営発表)が詰め掛け、陣営幹部は「盛り上がった。候補者の重要性も強調してくれた」と、党の一枚看板の来援効果に期待した。

 小池氏は福岡市・天神でも福岡2区の元職の応援演説を行い、その後は九州新幹線で鹿児島県入り。午後6時にはJR川内駅(薩摩川内市)で結党メンバーの鹿児島3区の前職と並び、「しがらみや既得権ばかりなら日本は世界から取り残される」と自民批判を展開した。市内に立地する九電川内原発については、その後の姶良市での個人演説会を含め触れなかった。

 陣営幹部は、地元で賛否が割れる原発政策への言及を警戒していたが、「触れないでくれて良かった」と胸をなで下ろした。

=2017/10/17付 西日本新聞朝刊=

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