18、19歳「若者政策重視を」 久留米大期日前投票所で聞く 働き方、防災、子どもの貧困… 立会人も学生、関心さまざま

西日本新聞

 公職選挙法の改正で選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初の政権選択選挙となった衆院選。19日、久留米大御井キャンパス(久留米市御井町)に期日前投票所が設置された。学生たちは何を重視し、どんな思いで1票を託したのか-。

 「給付型奨学金など若者に目を向けた政策を重視しました」。経済学部3年女子(21)は選挙権を得て以来、投票を欠かさない。「若い人の投票率が低いとこっちを向いてくれない。1票では意味がないと棄権するのは違うと思う」。子どもの貧困問題に関心がある文学部2年女子(19)は「貧困の連鎖を食い止める政策に期待したい」と語った。

 キャンパスへの期日前投票所設置は昨年の参院選と衆院6区補選に続き3回目。市選挙管理委員会によると、この日の投票者数は補選(263人)の2倍となる523人で「目に見えて学生が増えた。効果は抜群」と担当者。

 近くの南筑高3年の生徒たちも昼休みに合わせて続々と訪れた。男子(18)は「熊本地震や九州豪雨のような災害がいつ起こるか分からない」と防災対策に注目。女子(17)は投開票日直前に18歳を迎えるため期日前投票はできなかったが「若い人たちが安心して働けるような社会に」と、投票できる22日の“本番”を心待ちにしていた。

 民主主義の原点を肌で感じてもらおうと、各選管は期日前投票所の立会人なども学生に依頼している。大牟田市役所の期日前投票所で立会人を務めた帝京大1年女子(18)は「以前より関心が持てるようになりました」。久留米大で受け付けを担当した経済学部2年女子(19)は「若い人がどんどん声を上げる世の中になれば」と期待を込めた。

=2017/10/20付 西日本新聞朝刊=

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