災害時 迅速な医療支援へ 「空飛ぶ医師団」発足 佐賀空港に専用機駐機

西日本新聞

 国内外で災害支援活動に取り組む佐賀市のNPO法人「アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)・ジャパン」が、災害時の迅速な医療支援を目的に民間の救急医療チーム「空飛ぶ医師団」を立ち上げた。佐賀空港に専用機を駐機させ、被災地へいつでも派遣できる態勢で備える。

 同法人はインドネシア、フィリピンなどアジア太平洋地域の6カ国が加盟して災害時にNGOや企業などが協力し合う「A-PAD」の日本法人として2015年に設立。医師団には佐賀大医学部付属病院の高度救命救急センターや県などが協力した。専用機が常に待機して救助に向かえる医療態勢は国内初という。

 9月末に佐賀空港で式典を開き、専用機「ガルフストリーム・コマンダ695」をお披露目。平均時速500キロ、定員8~11人で、同法人の大西健丞代表理事は「もう少し早く現場へ行けたら助けられた、という現場を多く経験してきた。佐賀から医療チームを派遣し、国内外の人道援助の拠点にしたい」と話した。


=2017/10/19付 西日本新聞朝刊=

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