高齢者「運転に自信」高率 佐賀県警「過信は禁物」 県民の交通安全意識調査

西日本新聞

 佐賀県警が県民を対象に実施した交通安全意識調査で、「交通事故を起こさない自信がある」と回答した人が6割以上に上り、75歳以上の高齢者に限れば8割を超えたことが分かった。ただ、県内の人口10万人当たりの人身事故件数は昨年まで5年連続で全国ワーストを記録し、高齢者の割合は増えている。県警交通企画課は「過信することなく、本当に自分が正しく運転できているか客観的に考えてほしい」と呼び掛けている。

 調査は4月中旬から5月末まで、県内の署や運転免許センターなどで実施。運転免許更新時の講習や自動車学校での高齢者講習の受講者を対象に1403人から回答を得た。

 設問は運転マナーや運転時に注意している点などを尋ねる内容で、このうち「交通事故を起こさない自信があるか」の問いに、63%の人が「自信がある」「どちらかといえば自信がある」と答えた。とくに高齢者に高い傾向が見られ、60歳以上では70・9%、75歳以上に限れば83・7%が事故を起こさない自信を持っているという結果が出た。

 一方、人身事故件数が全国ワーストであることを知っている人は77・9%で、昨年の同じ調査より7・8ポイント増加しており、事故の発生率が高いことへの認識が広まっていることを示した。

 交通企画課によると、昨年県内で発生した人身事故7783件のうち、事故原因を作った「第1当事者」の割合は65歳以上が約2割を占め、最も高かった。同課は「譲り合い、相手を思いやる運転を心がけてほしい」としている。

この記事は2017年08月18日付で、内容は当時のものです。

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