民進出身明暗 熊本1、4区 立民・矢上氏比例復活 希望・松野氏議席失う

西日本新聞

国政復帰が決まり、支持者と喜び合う矢上雅義氏=23日未明、熊本県八代市 拡大

国政復帰が決まり、支持者と喜び合う矢上雅義氏=23日未明、熊本県八代市

議席を失い、支持者におわびする松野頼久氏=22日夜、熊本市中央区

 熊本県の小選挙区で、民進出身の2人の明暗が分かれた。1区の希望前職、松野頼久氏(57)は17年間維持した議席を守れず落選。希望公認の内定を辞退して立憲民主公認で戦った4区元職、矢上雅義氏(57)は比例で復活当選し、17年ぶりの国政復帰を決めた。

 「街頭の反応は良いのに票につながらない。党の印象が最後まで足かせになった」。22日深夜、松野氏の陣営幹部がこぼした。希望は、小池百合子代表が憲法観などが異なるリベラル勢力の「排除」を表明したことをきっかけに失速。県内4選挙区で野党候補を一本化した共産、社民との間に溝ができ、民進県連や労組の反発も受けた。

 対照的に、立憲民主は政権批判の受け皿として尻上がりに勢いを増した。23日未明、矢上氏の比例復活当選が決まると、八代市の事務所には民進県連や労組の幹部が勢ぞろい。矢上氏は共産、社民、連合熊本などの組織名を挙げ「皆さん方の支えがあってここまでこられた」と頭を下げた。民進県連の鎌田聡代表は「希望は政党の立ち位置や政策に違いがあり、やりづらかった」と明かした。

=2017/10/24付 西日本新聞朝刊=

PR

アクセスランキング

PR

注目のテーマ