災害時の医療確保へ訓練 熊本市で600人参加

西日本新聞

 地震などの大規模災害に備えた医療関係者の訓練が21日、熊本市であり、市内の医療機関など約80団体600人が参加。初期医療の確保と連携を確認した。

 訓練は、熊本地方を震源とする震度7の地震が発生。道路や橋などが一部通行不能、ライフラインも一部不通となったとの想定であった。

 熊本市南区の済生会熊本病院では、医師や看護師など約220人が参加。負傷者の治療の優先度を決めるため、けがの程度に応じて色分けする「トリアージタグ」の記載徹底や、災害派遣医療チーム(DMAT)の支援を受けながら本部を運営する訓練を行った。

 運営ディレクターで救急総合診療センター救急科の前原潤一部長(59)は「昨年4月の熊本地震では、初動対応が混乱した面もあった。少しでも体で覚えてもらえれば」と話した。

 訓練は医療機関などでつくる市救急災害医療協議会などが主催した。


=2017/10/26付 西日本新聞朝刊=

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